【千葉県】千葉市美術館では、巡回展の「没後20年 ルーシー・リー展」が開催されおります。会期は2015年8月30日(日)まで。*初回は、茨城県陶芸美術館でした。(2015年6月21日会期終了。)
*こちらの展覧会は会期終了しております。
開館20周年記念展として
本展は、ルーシー・リーの没後20年を機に、初期から晩年に至る約200点の作品で彼女の足跡を辿り、その魅力に迫ろうとするものです。展示作品の大半が日本初公開となるほか、今回新たに発見されたウィーン時代の作品もご覧いただきます。(美術館サイトより)
千葉神社からの〜 千葉美術館では楽しみにしていたルーシーリー展!展示されてる作品がここまで物欲を刺激することってないかも…垂涎のコレクションでしたᐠ( ᐝ̱ )ᐟ pic.twitter.com/9SpKpsZ1Fc
— whip (@otonagain) 2015, 7月 7
そんなルーシー・リーとは、どんな人だったのでしょうか?
ルーシー・リー(1902年-1995年)
オーストリア・ウィーン出身の陶芸家。ナチスに追われて、後期はイギリス・ロンドンを拠点にされました。
象嵌(ぞうがん)や掻き落し(かき‐おとし *器の表面の釉(うわぐすり)や化粧土を落とし、模様を表す。)による線描などで、緻密な成分計量に基づく理論的工法などによる独特の繊細かつ優美な作風を確立した。(Wikipediaより)
また公式サイトでは、ルーシー・リー自身の生い立ちをイラストを使ってスライドショー式に説明しているコンテンツもあります。
日本に来日した際、思想家・柳宗悦(やなぎ むねよし)、陶芸家・濱田庄司(はまだ しょうじ)にも会っているそうです。
バーナード・リーチ(1887年-1979年 *イギリス人香港生まれの陶芸家。日本をたびたび訪問し、白樺派や民芸運動とも深い。)を介して、会っていたみたいです。
英国叙景(企画展のご案内)アサヒビール大山崎山荘美術館より
展覧会の展示構成は・・・
「初期─ウィーン時代」(1921–38年)、「形成期─ロンドン時代」(1938–70年)、「円熟期」(1970–90年)の3構成。(公式サイト「展覧会の構成」より)
館内には、ルーシー・リーとアトリエの写真を記念撮影できるフォトスポットも設置されているそうです。
インフォメーション
会場名:千葉市美術館
住所:千葉県千葉市中央区中央3-10-8
ちなみに…
今回の巡回展でスケジュールは以上のとおりです。
2015年10月31日(土)~12月24日(木):兵庫・姫路市立美術館
2016年1月16日(土)~3月21日(月・祝):福島・郡山市立美術館
2016年4月9日(土)~5月29日(日):静岡・静岡市美術館