【東京23区】港区の去年2023年11月開業した麻布台ヒルズ内の「麻布台ヒルズ ギャラリー」にて、動く彫刻「モビール」で有名なアレクサンダー・カルダーの個展「カルダー: そよぐ、感じる、日本」が開催中です。会期は、2024年5月30日(木)から9月6日(金)まで。東京では約35年ぶりとなるそうです。
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(wikimedia)
抽象的な彫刻。エレガントかつモダンに。
本展は、アメリカのモダンアートを代表するカルダーの芸術作品における、日本の伝統や美意識との永続的な共鳴をテーマにしています。(美術館サイトより)
カルダー財団が所蔵する1920年代から1970年代までの作品約100点で構成され、代表作であるモビール、スタビル、スタンディング・モビールから油彩画、ドローイングなど、幅広い作品が展示。
作家自身は、生前日本を訪れたことはありませんでしたが、日本の多くの芸術家や詩人に受け入れられ、現在同作家の作品20点以上が日本国内の18美術館に収蔵されているとのこと。
【ニュースリリース】
麻布台ヒルズ ギャラリーは、5月30日(木)から9月6日(金)まで、東京では約35年ぶりとなる、日本では最大規模のアレクサンダー・カルダーの個展「カルダー: そよぐ、感じる、日本」を開催します。https://t.co/U5RIN3nsWF— 森ビル (@moribuilding) May 29, 2024
Calder: Un effet du japonais is now on view at Azabudai Hills Gallery in Tokyo. The exhibition was curated by Alexander S. C. Rower and organized in collaboration with @pacegallery. The show will be on view through 6 September. Read more: https://t.co/Djh5RhRrKI pic.twitter.com/w6Ix8BMPn6
— Calder Foundation (@calderfdn) May 30, 2024
アレクサンダー・カルダー(Alexander Calder)
1898-1976
「モビール」と呼ばれる動く彫刻の発明で最もよく知られているアメリカの芸術家です。カルダーは、リトグラフ、絵画、タペストリー(1970年)に見られるような平面芸術作品も数多く制作しました。(Artnetより)
もともと「モビール」という言葉は、1930年代にマルセル・デュシャンによって作られた。(*モビールとはフランス語で「動き」と「動機」の両方を意味する語呂合わせ。)作家自身、このモビールに動きを用い、いわば“動く彫刻”を生み出す。またその後「スタビル」と呼ばれる静止した抽象的作品も制作。
インフォメーション
会場名:麻布台ヒルズ ギャラリー
住所:東京都港区虎ノ門5-8-1 麻布台ヒルズ ガーデンプラザA MB階
ちなみに…
同館ではトークイベントとして「アレクサンダー・カルダー:日本のアート・カルチャーへの影響」も開催。詩人・美術評論家の建畠 晢氏、文化研究者の山本浩貴氏、カーサ ブルータス編集長の西尾洋一氏が登壇。日時は、2024年6月11日(火) 18:00~19:30。詳細は、美術館サイトよりコチラをどうぞ。どうやらチケットは完売のようです・・・