【静岡県】大正ロマンを代表する画家・竹久夢二(1884-1934)の作品をはじめとした展覧会「夢二と京都の日本画」が静岡市美術館にて開催されます。会期は2017年2月18日(土)~3月26日(日)まで。今回は竹久夢二が大正5年から2年間居住した地・京都との関わりに注視。また滞在した頃に活躍した京都の日本画家たちの作品も紹介されます。
*こちらの展覧会は会期が終了しております。
via:(Kawamura Collection)
京都画壇の画家たちと
出版物での活躍から出発した夢二が、初めて肉筆画やスケッチを披露したのは大正元(1912)年のこと。記念すべき初個展の会場は京都府立図書館でした。また、大正5(1916)年11月から2年間京都に住み、大正7(1918)年には府立図書館で再び個展を開くなど、京都に足跡を残しています。(美術館サイトより)
次回展覧会「夢二と京都の日本画」は2月18日(土)開幕です。夢二と京都の関わりに注目した本展では、夢二の作品・資料約80点に、竹内栖鳳や上村松園など京都の日本画約40点を合わせた約120点を一堂にご紹介します。展覧会の詳細はこちら→https://t.co/RTXCPfOivO pic.twitter.com/bTLAoCXIfa
— 静岡市美術館 (@shizubi_jp) 2017年2月5日
装丁や挿絵の仕事を出発点とする画家には、美人画を得意とする鏑木清方や竹久夢二らも。清方は泉鏡花や樋口一葉の挿絵等で活躍し、夢二は童画や少女雑誌、デザインの世界に活躍の場を広げました。京都との関わりを知る展示も▷「夢二と京都の日本画」展https://t.co/45SmrQ9Fcx pic.twitter.com/v9Nlc3FXGU
— 青幻舎プロモーション (@seigensha_pro) 2017年2月9日
展示構成は…
第1章「夢二―京都滞在まで」、第2章「京都の日本画1―伝統と革新」、第3章「京都の日本画2―さまざまな美人画」、第4章「夢二―大正から昭和へ」の4章構成。出品作家は、竹内栖鳳、上村松園、秋野不矩、伊藤小坡、小野竹喬、菊池契月、西山翠嶂、村上華岳、土田麦僊、富岡鉄斎、冨田溪仙、山元春挙など。出品作品リストは、美術館サイトよりコチラをどうぞ。(pdfデータ)。*一部の作品は会期中展示替えが有ります。
インフォメーション
会場名:静岡市美術館
住所:静岡県静岡市葵区紺屋町17-1 葵タワー3F
ちなみに、京都の情報ですが…
京都市管理の京都観光オフィシャルサイト「京都観光Navi」上では、竹久夢二が当時下宿していた跡を示す石標をご紹介しております。「竹久夢二寓居跡」 近くには、竹久夢二も訪れたという老舗の甘味処「かさぎ屋」(ぐるなびより)があるそうです。