【東京23区】明日から東京・上野の東京都美術館では、世界屈指のコレクションを誇るボストン美術館から選りすぐった逸品を紹介する「ボストン美術館の至宝展ー東西の名品、珠玉のコレクション」が開催されます。会期は2017年7月20日(木)~10月9日(月・祝)まで。*こちらの展覧会は巡回展で、東京会場終了後、神戸・名古屋の2会場を廻ります。
*東京会場の会期は終了しております。
米国屈指の美術館。決定版。
1876年に開館したボストン美術館は、国や州の財政的援助を受けずにコレクションの拡充を続け、現在は世界有数となる約50万点の作品を所蔵しています。本展は、この素晴らしいコレクションの形成に寄与したコレクターやスポンサーの活動にも光を当てます。古代エジプト美術、中国美術、日本美術、フランス絵画、アメリカ絵画、版画・写真、現代美術と、東西の名品の数々を堪能できる本展にどうぞご期待ください。(公式サイトより)
歌麿や蕭白らによる日本・中国美術の名品、モネやファン・ゴッホを含むフランス絵画のほか、現代美術まで厳選の80点が展示。
【#ボストン美術館展 @BOSTON_TEN 作品紹介】ジョゼフ・ルーランは、ファン・ゴッホの数少ない友人で、1888年7月~翌年4月の間、彼の肖像を6点も描きました。「年長の軍人が年下の兵に接するような寡黙な厳しさと愛情を注いでくれる」とその存在の大きさを書き記しています。 pic.twitter.com/O5apg2utXy
— 東京都美術館 (@tobikan_jp) 2017年7月10日
そのゴッホが「ルーラン夫妻」を描いた肖像画が、2点揃って展示されます。日本では初めての機会だそうです。詳細は公式サイトよりコチラをどうぞ。
【涅槃図見どころ】涅槃図の作者、#英一蝶 (はなぶさ・いっちょう、1652~1724)は人気画家ながら、#波瀾万丈 な人生を送りました。原因は謎ですが、2回逮捕され2度目は三宅島に流されています。約10年後、江戸に戻る船で一匹の蝶を見つけ、名前を朝湖から一蝶に変えたとか。 pic.twitter.com/ViPAN2Nkv1
— ボストン美術館の至宝展 (@BOSTON_TEN) 2017年7月3日
この《涅槃図》は、表具をいれると高さは約4.8mにもなる巨大な作品。ボストン美術館でも1度しか展示したことがないそうです。
展示構成は・・・
1章「古代エジプト美術」、2章「中国美術」、3章「日本美術」、4章「フランス絵画」、5章「アメリカ絵画」、6章「版画・写真」、7章「現代美術」の全7章。3章「日本美術」では、歌麿の《三味線を弾く美人図》や蕭白の《風仙図屏風》が展示。7章「現代美術」では、ウォーホルの《ジャッキー》(1964年)が展示。この作品はケネディ大統領の元大統領夫人ジャクリーンの肖像作品です。構成についての詳細は、公式サイトよりコチラをどうぞ。
インフォメーション
会場名:東京都美術館
住所:東京都台東区上野公園8-36
ちなみに…
今回の巡回展。スケジュールは以下の予定です。
2017年10月28日(土)~2018年2月4日(日)神戸市立博物館
2018年2月18日(日)~7月1日(日)名古屋ボストン美術館