【東京23区】竹橋の東京国立近代美術館では、特別展「安田靫彦展」が開催されます。会期は、2016年3月23日(水)から5月15日(日)まで。同館では、1976(昭和51)年以来、ちょうど40年ぶりとなる大回顧展だそうです。
*こちらの展覧会は会期が終了しております。
靫彦芸術の真髄を
出品作はすべて本画(デッサンや下絵を経て描かれた完成作品)である。ヤマトタケル、聖徳太子、源頼朝、源義経、織田信長、豊臣秀吉、宮本武蔵など、教科書でもおなじみの時代のヒーロー達を描いた作品が並ぶ。「靫彦戦後の3大美女」と呼ばれる《王昭君》、《卑弥呼》、《飛鳥の春の額田王》も見どころ。
(ファッションプレスより)
歴史好きにも必見の展示会のようです!
一部作品によっては、展示替えもあります。期間によっては観覧できません。出品作品の確認として、美術館サイトよりプレスリリースのコチラをどうぞ。(pdfデータ)。
「安田靫彦展」東京国立近代美術館で開催 – 初公開作品など100点以上の有名歴史画が大集合 https://t.co/7FcdJDAcCa pic.twitter.com/rGkPack4hn
— Fashion Press (@fashionpressnet) 2015年11月24日
【安田靫彦(ゆきひこ)展】3月23日~東京・竹橋の東京国立近代美術館で開催する「安田靫彦展」。出品作品をあしらった電飾看板やポスターが京王新宿駅構内に掲出されています。やはり靫彦の歴史画、存在感があります! pic.twitter.com/Ok0kGWSdea
— 朝日新聞イベント (@asahi_event) 2016年2月4日
安田靫彦(やすだゆきひこ)
明治17年(1984)-昭和53年(1978)
東京に生まれ、神奈川県大磯で没。
前田青邨と並ぶ歴史画の大家で、青邨とともに、焼損した法隆寺金堂壁画の模写にも携わった。(ギャラリーボヤージュサイトより)
また、94年の人生を生きた靫彦は、若くして亡くなった菱田春草や今村紫紅とさほど年も違わないながら、昭和戦前期のナショナリズムの高揚や戦後の価値観の激変を、身をもって経験しています。時代の大きな流れのなかで、靫彦は何をどう描いたか、そしてそれはどのように変わっていったのか。本展では、靫彦の生きた時代の問題も視野に入れながら、彼の画業をたどりたいと思います。
(美術館サイトより)
生まれがそう変わらなかったは知りませんでした。ちなみに菱田春草は満37歳で、今村紫紅は35歳(数え年で37歳)で亡くなりました。
展示構成は
1.「歴史画に時代性をあたえ、更に近代感覚を盛ることは難事である」1899-1923、2.「えらい前人の仕事には、芸術の生命を支配する法則が示されている」1924-1939、3.「昭和聖代を表象するに足るべき芸術を培ふ事を忘れてはならない」1940-1945、4.「品位は芸術の生命である」1946-1978の全4章。
インフォメーション
会場名:東京国立近代美術館
住所:東京都千代田区北の丸公園3-1
ちなみに…
現在、同館ではMOMATコレクション 特集「春らんまんの日本画まつり」も開催中です。3月23日からは「安田靫彦展」の観覧料金で、入館当日に限りMOMATコレクションもご覧になることもできるそうです。詳細は特設サイトよりコチラをどうぞ。
最新イベント情報更新! 【《東京国立近代美術館》MOMATコレクション 特集「春らんまんの日本画まつり」】
pic.twitter.com/nu0MjVzG8ghttp://www.kanko-chiyoda.jp/tabid/3586/Default.aspx— 千代田区観光協会 (@ChiyodaCityPR) 2016年2月25日