【東京23区】上野の国立西洋美術館のリニューアルを記念して、ヨーロッパの印象派の巨匠などによる自然をテーマにした作品を集めた展覧会「自然と人のダイアローグ フリードリヒ、モネ、ゴッホからリヒターまで」が開催中です。会期は、2022年9月11日(日)まで。
*こちらの展覧会は会期が終了しております。
西洋美術の巨匠たちによる、自然をめぐる100の物語・・・
国立西洋美術館リニューアルオープン記念として、ドイツ・エッセンのフォルクヴァング美術館の協力を得て、自然と人の対話(ダイアローグ)から生まれた近代の芸術の展開をたどる展覧会を開催します。(美術館サイトより)
フォルクヴァング美術館と国立西洋美術館は、同時代を生きたカール・エルンスト・オストハウス(1874-1921)と松方幸次郎(1866-1950)の個人コレクションをもとに設立された美術館です。(美術館サイトより)
今回は両館のコレクションから、印象派とポスト印象派を軸にドイツ・ロマン主義から20世紀絵画までの100点を超える絵画や素描、版画、写真が展示。ゴッホをはじめ、マネ、モネ、セザンヌ、ゴーガン、シニャック、ノルデ、ホドラー、エルンストなど、西洋絵画の巨匠たちによる競演です。出品リストは、PDFファイルですが、美術館サイトよりコチラをどうぞ。
6月4日(土)より「国立西洋美術館リニューアルオープン記念 自然と人のダイアローグ フリードリヒ、モネ、ゴッホからリヒターまで」を開催します。
当館の企画展示室では約1年半ぶりの展覧会です。皆様のご来館をお待ちしております。
日時指定チケットの情報はこちらhttps://t.co/8VMvAtLItr pic.twitter.com/aW3dvyoMVN
— 国立西洋美術館 (@NMWATokyo) June 3, 2022
ゴッホが晩年に取り組んだ風景画の代表作
同展覧会で見どころの1つの作品。晩年、精神を病み、療養していたファン・ゴッホが描いた風景画の代表作《刈り入れ(刈り入れをする人のいるサン=ポール病院裏の麦畑)》がドイツより初来日。最終章の第4章「天と地のあいだ、循環する時間」で展示されます。
日本初公開! 精神を病んでサン=レミの療養院に入院したゴッホは、周囲の自然などを描くことに慰めを見出しました。本作は金色に輝く麦畑で一人の農夫が黙々と麦を刈る場面を描いた風景画。麦を刈る人に「死」、刈られる麦のなかに「人間」のイメージを見たといわれます。#自然と人のダイアローグ pic.twitter.com/sLZUkeCu6m
— 自然と人のダイアローグ展 (@with_nature2022) May 27, 2022
インフォメーション
会場名:国立西洋美術館
住所:東京都台東区上野公園7-7
ちなみに…
第1章「空を流れる時間」で、ドイツが生んだ現代アートの巨匠ゲルハルト・リヒターのフォト・ペインティング作品《雲》(1970)が登場しますが、現在東京・竹橋の東京国立近代美術館では個展「ゲルハルト・リヒター展」も開催中です。
現代で最も重要なドイツ人芸術家、ゲルハルト・リヒター。彼が長らく手元に置いてきた初期作品から近年の最重要作品《ビルケナウ》まで約122点を展観する大規模個展 #リヒター展(@grichter2022_23)は本日開幕です!
会期|6/7~10/2
時間|10:00~17:00 金土は20時までhttps://t.co/cGMMs5g0Ju pic.twitter.com/7ogMSLvQKJ— 東京国立近代美術館 MOMAT (@MOMAT_museum) June 7, 2022