【埼玉県】フランスで活躍した20世紀を代表するグラフィック・デザイナー、カッサンドル(1901-1968)の回顧展「カッサンドル・ポスター展 グラフィズムの革命」が埼玉県立近代美術館にて開催されます。会期は、2017年2月11日(土・祝)~3月26日(日)まで。
*こちらの展覧会は会期が終了しております。
via:(Deskpapers)
没後50年を迎えて
カッサンドルは、ウクライナに生まれ、フランスで活躍した20世紀を代表するグラフィックデザイナーです。キュビスムやバウハウスから影響を受け、1920年代に制作した幾何学的でダイナミックなポスターは、時代の先駆的な表現として、グラフィックデザイン界に「革命」とも言うべき大きなインパクトをもたらしました。(美術館サイトより)
「カッサンドル・ポスター展 グラフィズムの革命」は2月11日から。あと1週間!https://t.co/vXVLLao7Zw
— 埼玉県立近代美術館 (@momas_kouhou) 2017年2月4日
県立近代美術館 企画展「カッサンドル・ポスター展 グラフィズムの革命」を開催 孤高のグラフィックデザイナー・カッサンドルの国内20年ぶりとなる回顧展 – 埼玉県 https://t.co/0WeQfMnyL5
— さいたま観光国際協会 (@SaitamaTIB) 2017年1月31日
ファッションブランド「BA-TSU」の創業者兼デザイナーである故・松本瑠樹氏のコレクションを通しての展覧会。
アドルフ・ムーロン・カッサンドル(Adolphe Mouron Cassandre)
1901-1968
様々なポスター作品なども手掛け、舞台芸術家、版画家、タイポグラファーでもありました。
日本国内では、ノンフィクション作家で小説家でもある沢木耕太郎氏の「深夜特急」の装丁でNORD EXPRESS(北特急)などの作品が使用されました。
表紙のこの船は、フランスのアール・デコの巨匠―A・M・カッサンドルが『ノルマンディ号』というポスターに描いた船です。(カッサンドルの「あの船」が表紙の絵本 サイト「ほんのひきだし」より)
また、イヴ・サンローランのロゴも1963年にカッサンドルが手掛けております。
ちなみに…
フランスで有名なポスター画家として、レイモン・サヴィニャック(1907-2002)(詳細:「世界中で愛されるレイモン・サヴィニャック ポスター集」NAVERまとめ より)もいますが、サヴィニャックはカッサンドルの助手の時期もあり、その後独立しています。
インフォメーション
会場名:埼玉県立近代美術館
住所:埼玉県さいたま市 浦和区常盤9−30−1