【東京23区】明日から丸の内にある三菱一号館美術館では、「オルセーのナビ派展:美の預言者たち ―ささやきとざわめき」が開催されます。会期は2017年2月4日(土)~5月21日(日)まで。
*こちらの展覧会は会期が終了しております。
前衛的な若き芸術家グループ
19世紀末、ゴーガンの芸術や日本の浮世絵から影響を受け、パリで結成された前衛的な若手芸術家集団ナビ派。自らを「ナビ(預言者)」と呼んだこのグループは、ボナール、ヴュイヤール、ドニ、ヴァロットンらを中心に、静かながら革新的な活動を繰り広げていきました。本展は、最も重要なナビ派コレクションを有するオルセー美術館の監修により、こんにち国際的に評価が高まるナビ派芸術を日本で初めて本格的に紹介するものです。(美術館サイトより)
オルセー美術館が誇るナビ派のコレクションから、油彩約70点、素描約10点など合わせておよそ80点が展示。またナビ派が影響を受けたゴーガン(ゴーギャン)から《「黄色いキリスト」のある自画像》も紹介。
【ナビ派展】
「オルセーのナビ派展:美の預言者たち ―ささやきとざわめき」の開幕まであと5日です。現在実施中の #ヴァロットンのナビ派案内 でナビ派に興味をもって頂ければ幸いです。「斜め視点のこじらせ系男子・ヴァロットン」による、作品解説はまだまだ続きますので、どうぞお楽しみに。 pic.twitter.com/hQACQCClE1— 三菱一号館美術館 (@ichigokan_PR) 2017年1月30日
楽しみにしてる展覧会の一つ。三菱一号館美術館の「オルセーのナビ派展」のフライヤーなんだけども、わたしの推しメンは、何と言っても、ヴァロットン!!「斜め視点のこじらせ系男子」笑 pic.twitter.com/FZnUFAncR8
— chelseagirl (@chelseagirl0813) 2017年1月15日
美術館サイト上では、「ナビ派にまつわる作家たち」と題して、イラストつきでナビ派について、ご紹介しております。
展示構成は
第1章「ゴーガンの革命」、第2章「庭の女牲たち」、第3章「親密さの詩情」、第4章「心のうちの言葉」、第5章「子ども時代」、第6章「裏側の世界」の全6章。上部でも掲載したボナールの連作《庭の女性たち》は、第2章で登場。
なお出品リストは、美術館サイトよりコチラをどうぞ。(pdfデータ)。
ピエール・ボナール(Pierre Bonnard)
1867-1947
ナビ派(19世紀末のパリで活動した、前衛的な美術家の集団)の代表的な画家として活躍。
浮世絵の特質である平面的で装飾性に富む日本絵画からの影響を受け、装飾的で象徴的な画風を得意とした。(ギャラリーボヤージュより)
ナビ派の作家たちで、国内のアート市場で目にするのは、やはりボナールやヴュイヤール(詳細:ギャラリーボヤージュサイト)の作品になりますね。もちろん企画展などで、国内の美術館で鑑賞する事もできますが・・・(国立西洋美術館、岡山県の大原美術館には、ドニの作品所蔵があるそうです。それぞれの詳細はコチラとコチラ。)
インフォメーション
会場名:三菱一号館美術館
住所:東京都千代田区丸の内2-6-2
ちなみに…
三菱一号館美術館に隣接した丸の内ブリックスクエア アネックス内の飲食店では、同展「オルセーのナビ派展」とタイアップしたコラボメニューも展開中です。