【東京23区】ルノワールの傑作《ムーラン・ド・ラ・ギャレットの舞踏会》初来日!以前、京都で開催している展覧会『光紡ぐ肌のルノワール展』(6月5日(日)まで)ページでもご紹介しましたが、今月末より『オルセー美術館・オランジュリー美術館所蔵 ルノワール展』が、六本木の国立新美術館にて開催されます。会期は、2016年4月27日(水)~8月22日(月)まで。
*こちらの展覧会は会期が終了しております。
色彩は「幸福」を祝うために
世界でも有数のルノワール・コレクションを誇る、オルセー美術館とオランジュリー美術館。
本展覧会は、両美術館が所蔵する、100点を超える絵画や彫刻、デッサン、パステル、貴重な資料の数々によって画家ピエール・ オーギュスト・ ルノワール(1841-1919)の全貌に迫ります。 (美術館サイトより)
東京、国立新美術館で『オルセー美術館・オランジュリー美術館所蔵 ルノワール展』4/27~8/22 100点を超える絵画や彫刻、デッサン、パステルなどによって、ルノワールの全貌に迫る!https://t.co/w0xw4YJIsD pic.twitter.com/AdTXjRw69b
— ヨーロッパ旅行✈情報部 (@euro_tour) 2016年3月20日
画家が愛した主題「肖像や風景、風俗、花、子ども、裸婦」
《ムーラン・ド・ラ・ギャレットの舞踏会》(1876年)
モンマルトルのダンスホールで、踊りや会話に興じる若い男女。ルノワールは、人々の喜び、着飾った姿、彼らを包む光を、1枚の絵に結晶させています。同時代の風俗という主題と、細やかなタッチで木漏れ日を描く技法が融合した、印象派時代の傑作と呼ぶにふさわしい作品です。《ぶらんこ》とともに第3回印象派展に出品され、大きな話題を集めました。(公式サイト:展示会の構成より)
その他の作品として、2点揃うのが45年ぶりという「田舎のダンス」と「都会のダンス」(公式サイト:展示会の構成へ)、中産階級の娘を描いた「ピアノを弾く少女たち」(公式サイト:展示会の構成へ)、こちらも初来日の最晩年の大作「浴女たち」(公式サイト:展示会の構成へ)なども展示されます。
展示構成は
第1章印象派へ向かって、第2章「私は人物画家だ」:肖像画の制作、第3章「風景画家の手技(メチエ)」、第4章“現代生活”を描く、第5章「絵の労働者」:ルノワールのデッサン、第6章子どもたち、第7章「花の絵のように美しい」、第8章《ピアノを弾く少女たち》の周辺、第9章身近な人たちの絵と肖像画、第10章裸婦、「芸術に不可欠な形式のひとつ」の全10章に分かれているようです。
さらなる詳細は、日本経済新聞サイト上で「バーチャル美術館」として紹介してます。*「見たい作品」の投票も受付ており、電子版の登録会員をしている人のみ投票ができるそうです。
「オルセー美術館・オランジュリー美術館所蔵 ルノワール展」(国立新美術館、2016年4月27日~8月22日)の記者発表を行いました。写真は監修者のシルヴィ・パトリ氏(オルセー美術館)。http://t.co/ogAcAQJGXw pic.twitter.com/fkaFKaJZ7Q
— 日経文化事業部 (@artnikkei) 2015年10月16日
去年の10月の模様に関しては、公式サイトの「ニュース&トピックス」上で掲載。
インフォメーション
会場名:国立新美術館
住所:東京都港区六本木7丁目22-2
ちなみに…
オルセー美術館、オランジュリー美術館は、パリ市のセーヌ川沿いにありますが、調べますと「パリ・ミュージアム・パス」なるパリ市内と郊外約60か所の美術館が入場できるフリーパス券があるそうです。日本国内での購入も可能。人気の高い美術館でも窓口に行列せずに、すぐに入場ができるそうです。フランスへご旅行などでお考えの方はぜひ。