【東京23区】広尾の山種美術館では、特別展「《裸婦図》重要文化財指定記念 村上華岳 -京都画壇の画家たち」が開催されます。会期は、2015年10月31日(土)~12月23日(水・祝)まで。
*こちらの展覧会は会期終了しております。
重要文化財指定後の初公開
本展は、2014年に山種美術館が所蔵する《裸婦図》が、村上華岳の作品として2件目の重要文化財に指定されたことを記念し、開催される。(ファッションプレスより)
《裸婦図》を中心に、他館所蔵品を含む初期から晩年にわたる代表作品19点(*会期中一部展示替あり)の展示。
ちなみに…
同氏のもうひとつの重要文化財は、日高河清姫図(1919年)(東京国立近代美術館)
詳細は、東京国立近代美術館サイトより、コチラをどうぞ。所蔵の国指定重要文化財ページ紹介で、8番目で紹介。(2015年10月31日時点)
10/31から始まる「村上華岳―京都画壇の画家たち」。本日は作品展示の初日。いよいよ村上華岳《裸婦図》【重要文化財・山種美術館】が登場!本展では制作工程が窺える下絵も展示予定です。お楽しみに!(山崎) pic.twitter.com/EF4NPs0FBh
— 山種美術館 (@yamatanemuseum) 2015, 10月 28
村上華岳(むらかみかがく)
明治21年(1888)-昭和14年(1939)
大阪に生まれ、神戸で没。
山水と仏画を主題とした作品を多く描き、東西の様式を吸収し、しかも宗教的境地から生れる芸術性の高い、神秘的な日本画を示した。(ギャラリーボヤージュサイトより)
竹内栖鳳の《班猫》(重要文化財)も展示
村上華岳の師の一人・竹内栖鳳が、沼津の八百屋のおかみの飼い猫に一目ぼれし、京都に連れ帰って描き上げた傑作を3年ぶりも展示。(美術館サイトより)
明日から始まる村上華岳展の展示作業が完了。華岳の他、栖鳳、松園、麦僊、竹喬などの作品も圧巻。中でも栖鳳《班猫》と華岳《裸婦図》の重要文化財2点、《裸婦図》の本画と下絵が同時公開となる機会です。どうぞお見逃しなく!(山崎)@山種美術館 pic.twitter.com/5lhHZwLv5W
— 山種美術館 (@yamatanemuseum) 2015, 10月 30
《班猫》のさらなる詳細は、テレビ東京「美の巨人たち」サイトより、コチラをどうぞ。
また、村上華岳が仲間と共に結成した団体「国画創作協会」の参加メンバーの作品も展示。土田麦僊、小野竹喬、岡本神草らなど。
*作品によって、前期・後期と展示期間も違いますので、詳細は美術館サイトより、出品リスト(pdfデータ)でご確認下さいませ。
インフォメーション
会場名:山種美術館
住所:東京都渋谷区広尾3−12−36