【東京23区】港区六本木の国立新美術館では開館15周年を記念して「国立新美術館開館15周年記念 李禹煥」が開催されます。会期は2022年8月19日(水)~11月7日(月)まで。*巡回展で東京展後、兵庫県立美術館でも開催予定。会期:2022年12月13日(火)~2023年2月12日(日)。
*こちらの東京展は会期が終了しております。
国内で17年ぶりとなる大回顧展
国立新美術館では開館15周年を記念して、国際的にも大きな注目を集めてきた「もの派」を代表する美術家、李禹煥(リ・ウファン、1936年生)の東京では初めてとなる大規模な回顧展を開催します。(美術館サイトより)
本展では、「もの派」にいたる前の視覚の問題を問う初期作品から、彫刻の概念を変えた<関係項>シリーズ、そして、静謐なリズムを奏でる精神性の高い絵画など、代表作が一堂に会します。また、李の創造の軌跡をたどる過去の作品とともに、新たな境地を示す新作も出品される予定です。(美術館サイトより)
📣展覧会ホームページ公開!
国立新美術館開館15周年記念
李禹煥📅 8/10(水)~11/7(月)
🗾 国立新美術館 @NACT_PR
📎 https://t.co/ueDmkIVaiC今年の夏~秋、東京・六本木にて
「もの派」を代表する国際的な美術家、
李禹煥(リ・ウファン)の大規模回顧展を
開催します🎉 #李禹煥2022— 朝日新聞 Arts & Culture (@asahi_event) April 12, 2022
同展では、李禹煥が自ら展示構成を考案。1960年代の最初期の作品から最新作まで58点(予定)が展示。また同展は、彫刻と絵画の2つのセクションに大きく分かれ、彫刻と絵画の展開の過程が、それぞれ時系列的に理解できるように展示されるとの事。さらに野外展示場には石とステンレスを用いた大型作品が設営される予定だそうです。
李禹煥(リー・ウーハン)
1936-
1970年前後の「もの派」(石、木、紙、綿、鉄板といったものの単体、あるいは組み合わせて作品とする)と呼ばれる運動の代表的な現代美術作家。青い線が上から太く引かれ、下の方に行くにつれて霞んでゆく―。簡略化された作品もありますが、多くの場合、筆づかいの線で画面は構成されています。「墨に五彩あり」と言われているように、単色でありながら豊かな表現をあらわす「墨」に似た趣きがあります。(ギャラリーボヤージュサイトより)
インフォメーション
会場名:国立新美術館
住所:東京都港区六本木7丁目22-2
ちなみに…
今年の4月、南フランス・アルルに李禹煥作品を常設展示する美術館がオープンしたそうです。
【李禹煥が南仏アルルに美術館をオープン。16世紀の邸宅の改修には安藤忠雄が協力】
アルル李禹煥美術館は先月4月15日に開館。16世紀に建てられ、代々古美術商を営んできたデルビュー家の邸宅だった建物の改修は安藤忠雄が行った。#李禹煥 #安藤忠雄https://t.co/mGEmJ9r2fw— ARTnews JAPAN (@artnewsjapan) May 24, 2022