【愛知県】名古屋市中区の白川公園内にある名古屋市美術館では、1970年代から本格的に絵画の収集を開始した石膏建材メーカー・吉野石膏のコレクションに注目した特別展「印象派からその先へ-世界に誇る吉野石膏コレクション」が開催されます。会期は2019年4月9日(土)から5月26日(日)まで。*こちらの展覧会は巡回展で愛知展後、兵庫県、東京都でも開催。
*こちらの展覧会は会期が終了しております。
今回はフランス近代絵画を中心に
石膏建材メーカーとして知られる吉野石膏株式会社は、1970年代から本格的に絵画の収集を開始し、2008年には吉野石膏美術振興財団を設立。コレクションのさらなる拡充と調査研究を推進してきました。そうして形成された西洋近代美術のコレクションは、質量ともに日本における歴代のコレクションに勝るとも劣らぬ内容を誇っています。現在、その多くは創業の地、山形県の山形美術館に寄託され、市民に親しまれています。(公式サイトより)
ちなみに…
吉野石膏のサイトから「公益財団法人 吉野石膏美術振興財団」の収蔵美術品がわかります。よろしければコチラをどうぞ。下記のように広告で使われているルノワールのパステル画「シュザンヌ・アダンの肖像」もページがありました。
名古屋市美術館2019年度の特別展、全てチラシ等で告知が始まっております。まとめてご紹介~
◆印象派からその先へ 世界に誇る吉野石膏コレクション
◆4/9(月)~5/26(日)
ミレー、モネ、ルノワール、ゴッホ、ピカソ、シャガールなど、西洋近代美術の名品がやってきます!https://t.co/tnrWw74HWc pic.twitter.com/3i3yVT7QU0— 名古屋市美術館 ミュージアムショップ (@ncam_ms) 2019年3月3日
印象派の画家を中心に、バルビゾン派、フォーヴィスム、エコール・ド・パリなど国内屈指の作品72点をご紹介。
展示構成は
モネ、ルノワールといった印象派を代表する画家や、バルビゾン派のミレー、コローをはじめピサロ、マネ、セザンヌ、さらにゴッホら当時次世代の画家たちだった作品が登場する第一章.「印象派、誕生~革新へと向かう絵画~」。ピカソ、マティス、カンディンスキーといった当時絵画の革新者でもあった時期を紹介する第二章.「フォーヴから抽象へ~モダン・アートの諸相~」。そしてシャガールをはじめとしたエコール・ド・パリの画家の作品を展示した第三章.「エコール・ド・パリ~前衛と伝統のはざまで~」の三部構成です。
インフォメーション
会場名:名古屋市美術館
住所:愛知県名古屋市中区栄2-17-25(芸術と科学の杜・白川公園内)
ちなみに…
今回の巡回展でスケジュールは以下のとおりです。
2019年6月1日(土)~7月21日(日):兵庫県立美術館
2019年10月30日(水)~2020年1月20日(月):三菱一号館美術館