【東京23区】明日から「マティスとルオー展 ―手紙が明かす二人の秘密―」がパナソニック 汐留ミュージアムにて開催されます。会期は、2017年1月14日(土)から3月26日(日)まで。20世紀フランス絵画の巨匠として輝かしい足跡を残したアンリ・マティス(1869―1954)とジョルジュ・ルオー(1871―1958)。そんな2人は、パリの国立美術学校・ギュスターヴ・モロー(Wikipedia)教室の同級生でもありました。同展では、2人の間で交わされた手紙を手がかりに、その時期の絵画作品や貴重な資料が紹介されます。
*こちらの展覧会は会期が終了しております。
50年にわたり交わされた手紙
1906年8月30日、アフリカ旅行から戻った36歳のマティスは、「中でも砂漠はすごかった」と、その強い印象を友人のルオーに書き送ります。国立美術学校で共に学んで以来、この二人の偉大なフランス人画家が交わした膨大な手紙のやりとりは、マティスが亡くなる前年の1953年まで、断続的ながら実に約半世紀に渡って続きました。(美術館サイトより)
『マティスとルオー展― 手紙が明かす二人の秘密 ―』が1/14よりパナソニック汐留ミュージアムにて開催。
共に国立美術学校で学び、晩年まで交流を持ったマティスとルオー。日本初公開の作品と貴重な資料を含む約140点が展示されます。https://t.co/NJn7BD8PK1 pic.twitter.com/UPuX9T681F— アンスティチュ・フランセ日本 (@ifjapon) 2017年1月5日
マティスの静物画《スヒーダムの瓶のある静物》をはじめとする初期の作品や、ルオーの版画集《気晴らし》の油彩画シリーズの全15点ほか、デッサン、版画、彫刻、絵付け陶磁器、タピスリー、挿絵本などが展示される。
展示構成は
時代順で第1章「国立美術学校(エコール・デ・ボザール)からサロン・ドートンヌへ 1892年~1913年」、第2章「パリ・ニース・ニューヨーク 1914年~1944年」、第3章「出版人テリアードと占領期」、第4章「『ジャズ』と《聖顔》1945年~1956年」の全4章。
なお、会期中、作品保護のため一部展示替えがあります。前期:1月14日(土)~2月20日(月)、後期:2月21日(火)~3月26日(日)の展示。詳細は、美術館サイトよりコチラをどうぞ。
ちなみに…
みすず書房から図版75点が掲載された「マティスとルオー 友情の手紙」(2017年1月16日発行)が刊行されます。
【新刊】J・マンク編『マティスとルオー 友情の手紙』パリ国立美術学校のギュスターヴ・モロー教室で出会い、死の直前まで50年にわたり交流をつづけたふたりの巨匠、その創作の舞台裏を記す書簡集。図版75点、詳細年譜、地図収録。1/12配本 https://t.co/NMnhqIIv0o pic.twitter.com/6YgFqF04k1
— みすず書房 (@misuzu_shobo) 2017年1月12日
インフォメーション
会場名:パナソニック 汐留ミュージアム
住所:東京都港区東新橋1−5−1
関連イベントとして、パリ市立近代美術館の学芸部長やテレビでお馴染みの山田五郎氏を招いた講演会やギャラリートーク等の催しも企画されております。詳細は、美術館サイトよりコチラ(ページ下の部分)をどうぞ。
また…
会期中の「ふみの日」にあたる1月23日(月)、2月23日(木)、3月23日(木)に訪れた方に、オリジナル絵はがき(各日先着50名)をプレゼントする企画も。
ちなみに…
4月には、大阪でも開催。
2017年4月4日(火)~5月28日(日)あべのハルカス美術館