【栃木県】栃木県立美術館では、2016年10月29日(土)から企画展「旅するイギリス美術」が開催されました。会期は、12月25日(日)まで。今回の展覧会は、栃木県の文化施設3館(栃木県立美術館、栃木県立博物館、栃木県総合文化センター)での連携企画事業のひとつで、栃木県と英国の文化交流などのつながりを紹介する催しだそうです。
*こちらの展覧会は終了しております。
via:(ekiben)
イギリス美術と「旅」との関わり
イギリスの美術もまた旅から多くのものを得、自らを豊かに成熟させてきました。18世紀、ローマをめざしたグランド・ツアーによってヨーロッパの古典美術の影響を受け、19世紀のピクチャレスク・ツアーでは自国の風景美を発見しました。産業革命によって新しい交通手段も登場、旅行は庶民にも手の届くレジャーとなります。旅は遠く極東にも向かい、開国間もない日本にも多くのイギリス人旅行者が訪れました。(美術館サイトより)
同展では、ターナー(Wikipedia)やコンスタブル(Wikipedia)などの作品を通して、旅の中から生まれたイギリスの美術を紹介。また、栃木県益子町で作陶した陶芸家・濱田庄司と親交の深かったバーナード・リーチ(Wikipedia)、栃木で制作活動を行ったデイヴィッド・ナッシュ(コトバンク)やアンディ・ゴールズワージー(Wikipedia)らの作品も展示。
【次回展覧会予告】10月29日(土)より、企画展「旅するイギリス美術」とコレクション展Ⅲ「特集 鍛金 ― 打ち出された生命」が開幕します。ただいま館内は展示替え中で、10月28日(金)まで休館となっております。次回展覧会もお楽しみに!(写真は常設展示室の展示替えの様子です。) pic.twitter.com/Yhb9yVvkd0
— 栃木県立美術館 (@artpref_tochigi) 2016年10月20日
栃木県立美術館企画展『旅するイギリス美術』 https://t.co/n89iRG7Cs5
— 栃木県広報課 (@pref_tochigi) 2016年10月21日
ターナーに関しては…
映画としては、ターナーの後半生に焦点を当ててた作品として、マイク・リー監督作品「ターナー、光に愛を求めて」がありますね。(公式サイト)
また、ネット検索してみますと、最近のことで、イギリスの新聞紙「インディペンデント(The Independent)」が今年の4月に、イングランド銀行が新しい20£紙幣デザインとして、ターナーを特徴としている事を、記事にしたそうです。詳細はコチラ⇒、「イギリスの新しい£20紙幣デザインは画家JMWターナー。」(Time-AZより)
アメブロを更新しました。 『イギリスの新しい£20紙幣デザインは画家JMWターナー。』
⇒ https://t.co/uD98WSmD3w— timeaz (@timeazcom) 2016年4月23日
インフォメーション
会場名:栃木県立美術館
住所:栃木県宇都宮市桜4-2-7
関連企画としてトークイベントも下記の通り、催されるそうです。
シンポジウム「国際化するミュージアム」
2016年11月25日(金)午後1時から午後4時30分
会場:集会室*申込みは不要です。聴講無料。
トークショー「ハスキソン記念塔のこと」
2016年12月10日(土)午後2時〜(1時間半程度)
会場:集会室*申込みは不要です。聴講無料。
各詳細は、美術館サイト上でご確認くださいませ。