【東京23区】渋谷のBunkamura ザ・ミュージアムにて、ベルギー現代美術を代表する作家の一人ピエール・アレシンスキー（1927～）の回顧展「ピエール・アレシンスキー展」が開催されます。会期は、2016年10月19日（水）〜12月8日（木）まで。本展は日本・ベルギー友好150周年を記念して開催される日本初の展覧会。＊また、こちらの展覧会も巡回展で、東京展終了後、来年大阪でも開催。
＊東京展は会期が終了しております。
おとろえぬ情熱、走る筆。
圧倒的な筆の勢いと、抽象と具象のはざま、独自の画風で勝負する画家ピエール・アレシンスキー（1927～）は、ベルギー現代美術を代表する作家の一人です。彼が戦後のアートシーンに躍り出たのは、1948年結成の前衛美術集団コブラ（「はてなキーワード」へ）の活動を通じて。内面から湧き上がる情熱を描き出したこのグループは短命に終わりましたが、彼はその精神を受け継ぎました。また日本とも深い関わりを持ち、禅の画家・仙厓を師と仰ぎ、また前衛書道家・森田子龍と交流し、自由闊達な筆の動きに影響を受けました。日本を訪問した1955年には「日本の書」という短編映画を撮影します。(美術館サイトより）
さらに同氏は、90歳近い現在も作品を発表しており、コミック本に刺激された、枠を設けて描く独特のスタイルも確立。
【ピエール・アレシンスキー展】90歳近い現在も常に新たな作品を発表しつづける、ベルギー現代美術を代表する作家、ピエール・アレシンスキー。会場を埋め尽くす大迫力の作品は必見！https://t.co/kG8rjIjuWv #ミュージアム pic.twitter.com/tifNZ8ZrhN
— Bunkamura公式ツイッター (@Bunkamura_info) 2016年10月15日
大阪の国立国際美術館の年間スケジュールを手に入れた。6月までの森村泰昌はもちろん、10月の「THE PLAY since 1967」と翌年1月からのアレシンスキー展が気になる。 pic.twitter.com/vq3EQXZ1Vk
— もる (@moru0923) 2016年4月30日
ピエール・アレシンスキー
Pierre Alechinsky
1927-
ベルギー・ブリュッセル生まれ。
日本書道へも傾斜し、油彩と決別後、古手簡上に版を削ったり、手紙のはりまぜ、領収書、債権上に描くなどの作品を発表した。(コトバンクより）
インフォメーション
会場名：Bunkamura ザ･ミュージアム
住所：東京都渋谷区道玄坂2-24-1
上記リンク、美術館サイト内では、「学芸員によるコラム」、一部公開での動画「ピエール・アレシンスキーのアトリエ風景」（全編は館内でご覧になれるそうです。）も公開されております。
【ピエール・アレシンスキー展】一部公開！アレシンスキーのアトリエ風景動画を公開中です。全編は館内でご覧いただけます！まもなく開幕の本展覧会、ご期待ください！https://t.co/p2quxlKMeh #ミュージアム
— Bunkamura公式ツイッター (@Bunkamura_info) 2016年10月15日
ちなみに…
大阪展のスケジュールは、下記の通りです。
2017年1月28日（土）～4月16日（日）国立国際美術館
