【東京23区】今年、開館50周年記念特別展が続いている広尾の山種美術館では、明治末から昭和の初期に活躍した日本画家・速水御舟(1894~1935)の大回顧展「速水御舟の全貌ー日本画の破壊と創造ー」が開催されました。会期は、2016年10月8日(土)~12月4日(日) まで。同作家の各時期の代表作品が一堂に会するのは23年ぶりだそうです。
*こちらの展覧会は会期が終了しております。
via:(Maculosae tegmine lyncis)
速水御舟は、40年という短い人生の中で、一つのところにとどまらず、生涯を通して新たな表現に挑み続けた画家でした。その画業の全貌をご紹介する展覧会が、山種美術館でいよいよ10/8から始まります!ぜひご来館ください♪(山崎) pic.twitter.com/X1zIMASO2c
— 山種美術館 (@yamatanemuseum) 2016年10月3日
23年ぶりの個展に駆けつける。『速水御舟の全貌ー日本画の破壊と創造ー』は2016年10月8日 – 2016年12月4日 山種美術館にて開催。https://t.co/tSlqm27dDY pic.twitter.com/T6QQL6YF9X
— Time Out Tokyo JP (@TimeOutTokyoJP) 2016年10月5日
40年という短い生涯
「梯子の頂上に登る勇気は貴い、更にそこから降りて来て、再び登り返す勇気を持つ者は更に貴い」と語り、新しい日本画を目指して努力と挑戦を続けた(美術館サイトより)
同館のコレクションを中心に、初期から晩年にかけて約80点の作品が展示。
ご注意として、前期:10月8日(土)~11月6日(日)、後期:11月8日(火)~12月4日(日) で展示替えがあります。詳細はコチラ(ページ下部分)
重要文化財に登録されている《炎舞》、《名樹散椿》(いずれも山種美術館所蔵)の同時公開は7年ぶり。山種美術館サイトの作品紹介のページ下部分に2作品も紹介しております。詳細はコチラをどうぞ。ちなみにこの2作品は全期間展示だそうです。
*以前、私も同館で《炎舞》を鑑賞させていただきましたが、ホント見入ってしまう作品でした。
速水御舟(はやみぎょしゅう)
明治27年(1894)-昭和10年(1935)
東京に生まれ、同地で没。
細密描写による厳密な写実主義、やがて幻想的、象徴的領向を示し、さらに中国院体画に迫る格調高い主観的な写実を求めた。(ギャラリーボヤージュサイトより)
インフォメーション
会場名:山種美術館
住所:東京都渋谷区広尾3−12−36
ちなみに…
先ほど、お伝えした通り、開館50周年を迎えた山種美術館。同館サイトでは、「開館50周年記念特別展7展覧会のご案内」もアップ。(pdfデータ)この会期後は、「山種コレクション名品選Ⅲ 日本画の教科書 京都編 ―栖鳳、松園から竹喬、平八郎へ―」12月10日(土)~2017年2月5日(日)、「山種コレクション名品選Ⅳ 日本画の教科書 東京編 ―大観、春草から土牛、魁夷へ―」2017年2月16日(木)~4月16日(日) と開催予定。