北海道への我が愛 2009-2010 「MIMAS COLLECTION 12 森山大道 NORTHERN」

daido moriyama exhibitioni 展覧会ニュース

【北海道】札幌市中央区の札幌宮の森美術館では、「MIMAS COLLECTION 12 森山大道 NORTHERN」が明後日から開催されます。会期は、2016年2月1日(月)から4月10日(日)まで。会場では、2009年から2010年にかけ、森山大道自身が旭川、東川、小樽、余市、札幌、石狩と撮影した様子をまとめた映像も上映。*日程は都合により変更する場合も。

*こちらの展覧会は会期が終了しております。

daido moriyama exhibition

「Daido World」の魅力

僕は北海道が好きだ、などというよりも、僕にとって北海道はおそらく終生変わることのない〈我が愛〉なのである。森山大道「犬の記憶」より(美術館サイトより

美術館(MIMAS)コレクションの中から、2009年から2010年にかけ、旭川付近、小樽、札幌市街を同氏が撮影したデジタル・カラー作品と、30年以上経て公開されたモノクロームの北海道の作品が展示。

森山 大道(もりやま だいどう、1938年-)

大阪府池田市生まれ。

1964年に独立。フリーのグラフィックデザイナーを経て、写真家・岩宮武二および細江英公のアシスタントに。1968年、ブレ・ボケ・アレと称される前衛的写真の先陣を切り『にっぽん劇場写真帖』を発表。(NAVERまとめ より

1978年には、札幌にも3ヶ月間アパートを借りて在住したこともあり、2009年には写真集『北海道』を発表。同時期には北海道巡回展も。

森山大道オフィシャルサイト

「アレ・ブレ・ボケ」とは…

中平卓馬や森山大道といった『プロヴォーク』(1969創刊)の写真家たちに特徴的な手法で、当時、第三者からは「ブレボケ写真」と総称された。彼らの写真に特徴的なノーファインダーによる傾いた構図、高温現像による荒れた粒子、ピントがボケてブレた不鮮明な画面は、既存の写真美学——整った構図や美しい諧調、シャープなピントなど——に対する否定の衝動に由来しており、反写真的な表現のラディカリズムを追求するものであった。(artscape現代美術用語辞典 1.0[執筆者:小原真史氏]より

インフォメーション

会場名:札幌宮の森美術館
住所:北海道札幌市中央区宮の森2条11-2-1

美術館サイト

ちなみに…
東京・池袋の東京芸術劇場では、森山大道写真展「-Daido Moriyama Photo Exhibition-」も開催。(2016年1月23日 (土) ~2月20日 (土) *2月15日(月)休館日をのぞく)
詳細は、コチラをどうぞ。

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