東京国立近代美術館で日本抽象美術の先駆者の回顧展が「恩地孝四郎展」

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【東京23区】抽象美術の先駆者であり、大正期から昭和戦後期にかけて版画家でもあった恩地孝四郎の回顧展『恩地孝四郎展』が東京国立近代美術館で開催中です。会期は、2016年2月28日(日)まで。

*こちらの展覧会は会期終了しております。

国立近代美術館

“日本抽象美術の父”

日本の抽象美術が誕生して、100年を迎えた。恩地は、抽象美術がまだその名を持たなかった頃に、心の内側を表現することに生涯をかけ、「抽象美術の父」とも呼ばれる。また、彼の創作領域は、一般に良く知られ評価の高い木版画のみならず、油彩、水彩・素描、写真、ブックデザイン、詩作にまで及び、現代に先駆けたマルチクリエイターであったとも言える。(ファッションプレスより

日本で最初の抽象表現《抒情『あかるい時』》など、海外美術館所蔵の重要作62点を含む約400点が公開。

恩地孝四郎(おんち こうしろう)

1891~1955年

東京に生まれる。1910年、東京美術学校予備科西洋画科志望に入学、1911年、予備科彫刻科塑造部志望に入学。1918年に日本創作版画協会の、1931年には日本版画協会の創立に尽力。のち国画会会員となる。創作版画の推進者として活躍し、装幀や油彩画も手がけた。(東京ステーションギャラリーサイトより

去年、引用した東京ステーションギャラリーでは、『月映(つくはえ)』田中恭吉・藤森静雄・恩地孝四郎が、同じ去年12月、東京の町田市立国際版画美術館では「没後60年記念 恩地孝四郎とその周辺」が開催されました。

今回の展示構成は・・・

3章に分けて構成されるそうです。

0から33歳までの時代に焦点を当てた、第1章では、美人画の巨匠竹久夢二との出会いや、恩地の初舞台となった同人誌『月映』などを紹介。また2章では、油彩画やペン画を経て木版へと回帰する33から54歳の時代を描く。最終章である3章では、抽象に思う存分没頭できた晩年の10年間に迫る。(ファッションプレスより

インフォメーション

会場名:東京国立近代美術館
住所:東京都千代田区北の丸公園3-1

美術館サイト

ちなみに…
今回の巡回展として、和歌山県立近代美術館でも開催。≪2016年4月29日(金)~6月12日(日)≫

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